あらすじ

俺の名はレイン・アッシュフォード。 王国騎士団副団長にして、「魔族殺し」の異名で恐れられる英雄だ。 これまで倒した魔族は300体以上。 人間たちは俺を称賛し、魔族たちは俺を憎む。 だが、ある日――俺は知ってしまった。 自分が、実は魔族だったということを。 人間の騎士団長に拾われ、愛情を注がれて育った俺。 その俺が殺してきた300人は、すべて同胞だった。 吐き気と罪悪感。崩れ落ちるアイデンティティ。 それでも俺は、剣を置くことができない。 「俺は、人間なのか? 魔族なのか?」 育ての父は言う。「お前は俺の息子だ」 実の姉は言う。「お前が殺した中には、私の友人もいた」 愛する者は言う。「それでもあなたを愛してる」 両陣営から疑われ、追われ、それでも―― 俺は決意する。 この戦争を、終わらせる。 たとえ命を懸けても。 人間でも魔族でもない、俺だからこそできることがあるはずだ。 これは、罪を背負った英雄の、贖罪と希望の物語。

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カクヨム
カクヨム2026/01/06
  • 現在の作品魔族殺しの英雄だった俺が、実は魔族だったと知った日