あらすじ
【あらすじ】
「――三節目の発音が甘いな。そこ、爆発するぞ」
「なっ、何よ急に!? 私の魔法が失敗するわけ……っ、きゃあああ!?」
魔法の詠唱が長く、複雑なほど「強者」とされる世界。
魔導名門校の落ちこぼれ・ハルトは、誰にも言えない秘密を持っていた。
彼にだけは、あらゆる事象の裏側が『ルビ(ふりがな)』として視覚化されていたのだ。
敵が放つ「絶対回避不能」の絶技。
だがハルトの目には――(※ただし、右目を閉じればただの煙)
エリートが誇る「難攻不落」の結界。
だがハルトの目には――(※左下の角を叩けば一瞬で崩壊)
全てが見えてしまうハルトにとって、最強の魔術師たちも「隙だらけの素人」に過ぎない。
これは、無能と蔑まれた少年が、プライドの高いツンデレ天才美少女・リゼットを裏からプロデュースしつつ、自らも圧倒的な機転で世界の理を書き換えていく、逆転のファンタジー。
「勘違いするな。俺はただ、ルビ通りに動いてるだけだ」