あらすじ
「……また終電か」
ブラック企業に勤める俺――佐藤ユウキ(28歳・独身・彼女いない歴=年齢)は、いつものように疲れ切ってスマホを見ながら駅のホームを歩いていた。
その時だった。
ピカァァァン!
視界が真っ白に染まり、次に目を開けた瞬間――
「え?」
そこは、青空。草原。中世ヨーロッパ風の街並み。
そして目の前には、やたら神々しい女神様が立っていた。
「ようこそ、異世界へ。突然だけど、あなた死んだわ」
「軽ッ!?」
どうやら俺は、過労で倒れた拍子に異世界転生したらしい。
まあ社畜あるあるだ。
「お詫びとして、チート能力を一つあげるわ」
来た。なろうの始まりだ。
「じゃあ……最強魔法とか?」
「うーん、それ飽きられるのよね」
女神は少し考えて、にっこり笑った。
「あなたの能力は――《ログインボーナス》よ」
「……は?」