あらすじ

「旦那様に触れられるのは私だけ。ーーそして、私に触れられるのも旦那様だけ」 妖精に愛された国、メイア国。 王女パンドラは その名のとおり触れることも見ることも許されず部屋に閉じ込められていた。 ある日自分とは逆に愛されて育った妖精姫こと 妹のアリーシャに婚約者を奪われる。 さらにはアリーシャの代わりに死神王子に嫁げと言われ パンドラは隣国へと向かう。 死神王子ことハデスは 触れたものの命を奪う呪いをかけられていた。 それゆえにぬくもりを知らないハデスは 妖精姫だと勘違いしたパンドラに冷たく接する。 しかしパンドラが実は自分と同じく呪われた存在だと知り かつ彼女がハデスの呪いも受けとると言う。 「この身はありとあらゆる災いを受け入れます。なら、妖精の呪いも受け入れられると思うのです」 もちろん拒絶したハデスだがパンドラの決意に負け触れ合う。 呪いは譲渡されなかったが 代わりに二人はぬくもりを分かち合える存在を手に入れた。 「……人とは、こんなにもあたたかいものなのだな」 「はい。……旦那様の手は、とてもあたたかいです」 「そうか……。そうか。そんなことを言われたのは、生まれてはじめてだ」 そして明かされるパンドラの箱などではなかった真の正体。 たった一人の特別な存在を見つけたパンドラが 荒廃した祖国を救い女王となり たくさんの愛をその身に宿す物語。

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小説を読もう2026/01/24
  • 現在の作品パンドラ王女と死神王子の呪われた婚姻