あらすじ
引きこもりのオタクだったカエルは、
RPGと間違った選択を愛しすぎた結果、
人として最も情けない死に方を迎えた。
目を覚ました先で彼を待っていたのは、
神を名乗る存在――アルタス・ペルヴェルトゥス。
だがその正体は、
神聖な便座に座り、厩舎に隠れ、
禁断の「遺物」に囲まれた狂気の存在だった。
退屈と個人的な悪意から、
アルタスはカエルを少女――
カエラ・オリオンとして転生させる。
授けられたのは、
王国でも忌み嫌われる最悪のレアクラス。
【望まれぬ磁力の継承者】
魅力も栄光もなく、
ただ無差別に男を引き寄せる呪い。
カエラの目的は単純だ。
元の身体に戻ること。
このふざけたクラスを捨てること。
そして――アルタス・ペルヴェルトゥスを殺すこと。
だがその前に、
彼女は「神の使命」を果たさなければならない。
魔王を討ち、
アルタスが異常な執着を見せる
SS+ランクの禁断の遺物を回収すること。
同じ召喚陣から現れた三人の英雄。
全員が強く、重要で、謎に満ちている。
そしてカエラは確信していた。
アルタスが関わっている以上、
この三人が“普通”なはずがない。