あらすじ
都市の闇で「処理」を請け負う裏組織《LIBRARY》〈ライブラリー〉。
処刑人VOID〈ヴォイド〉と、証拠を消す清掃人ACID〈アシッド〉は、
改ざんされた指令に従い、ひとりの女を殺してしまう。
だが彼女は、恐怖ではなく安堵の表情を浮かべていた。
違和感を抱いたヴォイドは、組織に背いて独自に調査を始める。
やがて明らかになるのは、
裏組織内部で進行するクーデター、
政治権力との癒着、
そして「殺し」が正義として流通する巨大な構造だった。
追われる身となった二人に残された選択肢は、
復讐でも、英雄的な正義でもない。
銃ではなく、
人を殺さず、
“仕組みそのもの”を壊すこと。
これは、
汚れた手でしか守れないものがあると知った者たちの、
静かで冷酷な反撃の物語。