あらすじ
伯爵令嬢アリアは、あらゆる精霊の声を聞き、力を借りることができる稀代の「精霊使い」。
しかしその能力は目に見えないため、実家の家族からは「虚言癖のある地味な娘」と蔑まれてきた。
ある日、アリアは婚約者である第二王子から婚約破棄を言い渡される。
「君のような可愛げのない女は願い下げだ。僕は君の妹、ミラの真実の愛に生きる!」
妹のミラは、アリアの成果を横取りし、王子に取り入っていたのだ。
濡れ衣を着せられ、着の身着のままで家を追い出されたアリア。
途方に暮れる彼女を拾ったのは、「氷の公爵」と恐れられる辺境伯、ヴァルド・フォン・アイスバーグだった。
「……探していた。私の屋敷に来てくれないか」
冷酷だと思われていた公爵様ですが、実は精霊が大好きな、不器用で超・過保護な旦那様で!?
公爵領でアリアが精霊たちと楽しくスローライフを送る一方、アリアを追い出した実家と国は、精霊の加護を失い、とんでもない事態に陥っていく。
「今さら戻ってきてほしい? お断りです。私はここで幸せになりますので」
これは、虐げられてきた令嬢が最強の公爵様に溺愛され、幸せを掴み取るまでの物語。