あらすじ

大正時代、売れない作家・平井太郎(後の江戸川乱歩)はスランプに喘いでいた。 「書きたい。けれど、何も思い付かぬ」   ふと気がつくと、平井は見たこともない硝子の塔が林立する街――令和の渋谷に立っていた。 スマホ、SNS、マッチングアプリ。現代特有の陰湿なストーカー犯罪や劇場型犯罪。  現代人たちが『当たり前』として受け入れているその光景は、乱歩にとって、あまりにもグロテスクで、魅惑的なネタの宝庫だった。 「素晴らしい。この狂った怪奇を、小生が小説にしてやろうか」  これは、現代社会に逆転生した乱歩が、いかにして『人間椅子』や『二十面相』を生み出したのかを描く、禁じられた創作秘話である。

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カクヨム
カクヨム2026/01/23
  • 現在の作品文豪・江戸川乱歩は、令和の東京を『怪奇』と呼んで嗤う ~あの名作、元ネタは現代の犯罪でした~