あらすじ
夏休み。中学二年生の創(はじめ)、葵(あおい)、**奏太(そうた)**の三人は、自由研究の課題を片付けるため、森の奥深くにある「誰も立ち寄らない古い図書館」を訪れる。
不気味な静寂に包まれた館内で、三人が見つけたのは一冊の真っ黒な本。タイトルは『シンデレラ』。しかし、その中に綴られていたのは、誰もが知る美しい童話ではなく、魔法使いも現れず、少女が永遠に地下室に閉じ込められるという絶望的な**「バッドエンド」**の物語だった。
「これ、なあに? しおり?」
葵が本から垂れ下がる銀色の紐を引いた瞬間、三人は本の中の世界へと吸い込まれてしまう。 目の前に広がるのは、冷たい雨が降り続く、希望を失った『シンデレラ』の世界。
戸惑う彼らの前に現れたのは、真っ白なページに浮かび上がる奇妙なルールだった。
この物語を『ハッピーエンド』に書き換えなければ、現実には戻れない。
失敗すれば、時間は物語の冒頭へと巻き戻る(リトライ)。
持ち物は、夏休みの宿題が入ったリュックサックの中身だけ。 三人は知恵と勇気、そして現代の知識を武器に、歪められた物語の「謎」を解き明かし、最高の結末を綴じ直すことができるのか?
命がけの**「物語修復(リペア)脱出ゲーム」**が、今幕を開ける――!