あらすじ
歴史オタクの会社員・いと。
片思い中の先輩と営業先へ向かう途中、事故に遭い
——目を覚ますと、そこは戦国時代の戦場だった。
織田信長の陣で不審者として捕らえられたいとは、
戦場で“先輩にそっくりな武将”を目にする。
だがその男——赤城綾人という名の武将は、どの教科書にも存在しない人物だった。
しかも、織田信長は彼を重用している。
起きないはずの戦、存在しないはずの武将。
歴史は、いとの知る戦国とは微妙に、そして確実に違っていた。
これは、
教科書にいない武将と、
歴史を知る少女が出会ったことで、
静かに、しかし確実に狂い始める戦国の物語。
——その人は、歴史にいない。
けれど確かに、彼女の「好きな人」だった。