あらすじ
七柱の神が祝福と秩序を管理し、人間族だけが救われる異世界。
勇者召喚の儀式によってこの世界に呼び出された俺は、その瞬間から異端として扱われた。
祈らない。
祝福を受け取らない。
神に感謝する気もない。
ただ、戦うことでしか生きられない――それだけだった。
神殿で祈りを拒み、祝福に頼らず魔物を殴り倒し、
神の使徒すら敵として迎え撃つ俺の姿は、
教会から危険視され、排除の対象となっていく。
だが皮肉なことに、
救われた獣人族や無祝福民は、俺を神だと信じ始めた。
――神じゃない。
俺は祈らず、戦っていただけだ。
神に管理された正しさと、
祈りを持たない者たちの現実が衝突する時、
世界は「八柱目」というあり得ない存在を生み出してしまう。
これは、
神を信じない戦闘狂が、
最後まで“神ではない”と否定し続ける異世界譚。