あらすじ
日本シリーズ第八戦。
万年二軍暮らしのプロ野球選手・安戸三糸(ヤスドミイト)は、ひょんなことから一軍ベンチ入りを果たしたものの、
一打サヨナラ負けの場面で、まさかの落球。
「これでオレの野球人生はおしまいだ……」
ぷっつりと切れた意識が目覚めると、そこは厳かな神殿のど真ん中だった。
「ついに神は勇者をお与えになった!」
金剛教の聖地・サンディアモでは、大陸で長く続くアシヒカ連合とエントリア帝国との戦争を終結すべく、
勇者召喚の儀を執り行っていた。
突如として救世主に祭り上げられたミイトは、
プロ野球選手であることを明かすうちに、野球が聖なる儀式と勘違いされることに。
戦乱の世である今こそ神聖なる野球の儀を執り行うべく、
金剛教の教皇・ディアモ八世は一年後にアシヒカ・エントリア両国による大野球大会の開催を宣言。
それまでに、ミイトは神の使徒として野球を伝道することになるが、
そもそも、バットやボールはどこから調達し、どうやってルールを浸透させればいいのか……。
はたしてミイトは、対立する二国を渡り歩き、無事に野球を伝道し、
世界を平和に導くことが出来るのか?
戦力外目前だったプロ野球選手が送る、
崖っぷち野球伝道異世界ファンタジー戦記、ここに開幕ッ!