あらすじ

高校二年生の秋月蓮は、四月の終わりの放課後、図書室で涙を流す少女・瀬戸陽葵に目を奪われ、一目惚れをする 。しかし、彼女は「感情選択型記憶欠落症(EmSA)」という、心が大きく動かされた対象に関する記憶を睡眠中にすべてリセットしてしまう希少な記憶障害を抱えていた。 二年前の事故で弟の湊が車椅子生活になったことで「過去」に絶望していた蓮だったが、昨日までの自分を奪われ続ける陽葵の孤独を知り、「俺が君のバックアップになる」と誓う。 目覚めるたびに蓮を忘れてしまう陽葵と、そのたびに「初めまして」と声をかけ、新しい思い出をポラロイドカメラで積み重ねていく蓮。 二人は図書室で自分たちの「今」の想いに向き合うことになる。 記憶は失われ、記録だけが積み重なっていく。それでも二人は、世界で一番新鮮で、眩いばかりの「未来」への希望を刻み続けていく。

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小説を読もう2026/01/22
  • 現在の作品君が明日俺を忘れても、俺は明日も君に恋をする