あらすじ

「君、イメージと違って可愛くないね」 「一人で生きていけそう。守る価値がないよ」 前世で何度も言われた台詞を、異世界でも聞かされるとは。 子爵令嬢カノンは、可憐な見た目とお菓子作りが趣味という、まさに庇護欲を駆り立てる塊のような人間だった。 可憐な見た目のせいで勝手な理想を押し付けられ、本音を言えば「可愛くない」と捨てられる。 そんな理不尽な婚約解消が、ついに二桁の10回を突破した。 さすがの両親も「もう結婚は諦めて、好きな道で生きなさい」と背中を押してくれた矢先。 よりにもよって「狂犬」と名高いフライヘル公爵から婚約の打診が。 渋々向かった顔合わせの席で、彼が放ったのは「10回も振られる欠陥品を見物に来た」という最悪の言葉。 ブチ切れたカノンは、これまでの鬱憤を込めて公爵を完膚なきまでに論破する。 「人の尊厳を蔑ろにする男なんて、こちらから願い下げです!」 これで11回目の婚約解消が成立だわ……と思いきや。 「いいね。相手が誰であっても一切媚びない、まさに僕のようだ。……絶対に逃がしてあげない」 なぜか公爵様の瞳に「狂気的な執着の火」が灯ってしまい――!?

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小説を読もう2026/01/22
  • 現在の作品10回婚約解消された子爵令嬢、狂犬公爵の執着溺愛ルートに入りました