あらすじ
【マイン(鉱山)へ続く、当たり前の時間――。】
13歳の少年トラは肺に障害を負い、長年病院で暮らしてきた。
ここ山咲(やまざき)病院は天を突く山々と雄大な川に包まれた、神の国のような地にある。
トラはふとしたことから、あるべき『道』へと戻っていく。
不思議な移動図書館の司書、オリーブとともに。
そこで待ち構えていたのは、二人の少女。
移り変わる山咲の町をその目に映してきた、尾崎(おさき)すくね。
親愛なる人との別れを今も忘れられない、藤原温(ふじわら おん)。
彼女たちのもつ謎が絡まり合い、それはマイン(鉱山)へと伸びていく。
この物語において、マインとはなにか――?