あらすじ
「俺の人生には、賞味期限があるんだ」
スラム街の薬師ルカは、オメガであることを隠し、寿命を削る抑制剤を飲んで生きてきた。
人との関わりを避け、静かに消えていくはずだったルカの運命は、ある雨の日に一人の騎士を拾ったことで激変する。
相手は王国の英雄、クラウス・フォン・ベルンシュタイン。
超ハイスペックなアルファに見初められ、ぐいぐい迫られるルカ。
「君が必要だ。君のすべてが愛おしい」
嘘をついて拒絶しても、彼は決して諦めない。
そんな中、ルカの薬を狙う組織の魔の手が迫り、ついに隠していたオメガの性が暴かれてしまい――!?
期限付きの命を巡る、切なくも甘い溺愛オメガバース!
※本作には性的な描写や、オメガバース特有の発情・マーキング等の表現が含まれます。15歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。
【登場人物紹介】
◆ルカ
スラム街で「月の雫薬局」を営む優秀な薬師。オメガであることを隠し、違法な抑制剤を自作してベータとして生きている。ある事情から自分の人生には「賞味期限」があると思い込み、他者との深い関わりを避けている。色素の薄い髪と儚げな瞳を持つ。
◆クラウス・フォン・ベルンシュタイン
王国の筆頭騎士団長にして公爵家の次期当主。才色兼備の極上アルファ。大雨の日にルカに助けられ、その手腕と隠された香りに惹かれていく。強引だが懐が深く、一度決めた相手は徹底的に守り抜くスパダリ気質。