あらすじ

人類は今日、滅びる。 港町を見下ろす丘の上で、最後の人類ロザリオは、ただ一人の“友人”と夜を過ごしていた。 それはかつて戦闘用ロボットに搭載されていたAI――今は動けないただのカメラ装置、キャサー。 星を眺め、湯を沸かし、二つのマグカップを並べて乾杯する。 ありふれた会話と、もう戻らない日常。 やがて訪れる別れの時、ロザリオはキャサーの電源を切る決断をする。 その直前、AIはひとつの「記録」を求めた。 滅びゆく世界で交わされた、ささやかな会話と最後の返事。 これは、人と人ならざるものが共に過ごした、最後の夜の物語。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/01/21
  • 現在の作品人類は今日、滅びる。