あらすじ
差出人不明の箱をきっかけに、ケイは見慣れたはずの部屋で目を覚ます。
そこは現実とほとんど変わらない街だったが、人の気配だけが不自然なほど消えていた。
やがて彼は、この世界では生き延びるために戦うしかないことを知る。
回復も、物資も、安全も、すべては奪い合いの中にある。
しかも敵は怪物ではなく、人間だった。
先にこの世界で生きてきた少女・ゆいと出会い、ケイは否応なく戦いに巻き込まれていく。
選択を誤れば死ぬ。
だが、正しい選択をしても、何も残らないとは限らない。
この世界では、
生き残ることが、必ずしも救いにならない。
誰かを守るための決断が、別の誰かを切り捨てることになる。
勝ったはずの戦いのあとに、後悔だけが残ることもある。
それでもケイは歩みを止めない。
生きるために。
そして、この歪んだ世界で「自分が何を選び続けるのか」を確かめるために。