あらすじ
「このままだと、あなた、本当にクラウスさまを失うわよ。気持ちを伝える前にね」
「侯爵令嬢フローリアが求婚された」という噂が広まり、親友ガブリエラは彼女にそう忠告した。
その言葉に背中を押され、フローリアは幼い頃から想い続けてきた、公爵家嫡男クラウスへ気持ちを伝える決意をする。
しかし、勇気を出して想いを告げたのに、彼の反応は彼女が期待したものとはかけ離れていた。
さらに翌日、彼が婚約許可申請書を受け取ったという噂が流れる。相手は同盟国の王女らしいとも。
噂を聞いたフローリアは、初恋に終止符を打とうとする。
そんな彼女のもとへ、クラウスが訪れて――
噂に翻弄されたふたりの、誤解とすれ違いの物語。
ハッピーエンド。