あらすじ

「私、好きな人ができたんだ」 その一言で、私の世界は終わった。 高校三年生の春。 朝霧澪は、幼馴染であり親友の一ノ瀬葵から恋の相談を受ける。 相手は、隣のクラスの男子――相良恒一。 澪は笑って頷く。 「そっか。いい人だと思うよ」 その瞬間、胸の奥で何かが壊れた音がした。 ――だって、私はずっと、葵が好きだったから。 それでも澪は嘘をつく。 親友として、理解者として、恋の相談役として。 服を選び、LINEの文面を考え、告白の背中を押す。 空はどこまでも青くて、残酷だった。 見上げるたびに思い出す。 この青空の下で、私は何度、自分の心を殺したのだろう、と。 これは、 「君の幸せ」を願うフリをしながら、 本当は君の恋が壊れることを祈っている少女の物語。 友情という名の嘘で、 私は今日も、君を殺しにいく。

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小説を読もう2026/01/21
  • 現在の作品青すぎる空に、君を殺すための嘘を。――親友の恋を応援するフリをしています