あらすじ
何百年も前、この大陸の覇権を握っていた帝国があった。
帝国は、強力な軍隊、富んだ技術に、高レベルの教育など、あらゆる点において無敵を知らしめていた。
もちろん、それは上に立つ帝王、そしてそれを支える二人の人物の尽力あってこそだった。この三人で、今の帝国を造り上げたと言っても過言ではない。それほどの人物であった。
帝王の名は、ギル・ランド。威厳や風格もさることながら、その目は、国の未来を見通しているかの如く、全てを見通していたと言う。
そして王を支える二人のうちの一人……ガオウ・ヒート。彼は帝国の騎士団長であった。
その剛剣は全てを切り裂き、その勇姿は見る者全てを鼓舞し、数々の戦の勝利に貢献した。団長ながら常に最前線で暴れる彼の様子は、まさに鬼神だと、のちの文献に残っている。
そして帝国を支える人物はもう一人……宮廷魔術師長の、アオイ・ラックだった。
アオイは帝国の魔法学校を首席で卒業、そのまま宮廷魔術師になってからはめきめき頭角を現し、そのまま宮廷魔術師長に上り詰めた。
その魔法の技術で、ガオウと共に最前線に赴き、戦闘の援護はもちろん、圧倒的な魔法技術で、全てを破壊した。ちなみに、現代に残っている魔道具のほとんどは彼が考案したと言われている。