あらすじ

とある国のとある家で、 1人の女の子が絵本を読んでもらっていました。 タイトルは“まっくらやみのくに”。 寝物語として、子を持つ家庭に大人気の絵本でした。 何の変哲もないありきたりな物語。 その物語を聞きながら、女の子は眠りに就くのです。 女の子はいつも思っていました。 『このお話の国はどこにあるんだろう』…と。 本当にあるわけないよ。…本当に? よくある作り話の物語だ。…そうかな? 毎晩そう話しながら、夢の中へと旅立つのです。 お話の国…ねぇ。 お話の国なら、いいのにね。 でもこれは、本当のお話なのです。 作り話なんかじゃなく、いつかの、どこかの国なのです。 人々が遺したかった惨劇の傷。 誰かが消し去りたい汚点の証。 誰かに、未来に伝えたい真実。 史実をお伽噺と騙り、 何とか繋いできたお話だったのです。 痛みを…苦しみを救って欲しいと願うお話だったのです。 果たして、彼らは救われるのでしょうか?

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小説を読もう2026/01/21
  • 現在の作品光輝く絶望の国