あらすじ

癒しの名門ヴァルグレア家に生まれながら、「魔力がない」という理由で疎まれていたエリシア。 ある夜、礼拝堂で祈りを捧げていた彼女は、継母たちの企みにより拉致され、意識を失ったまま山中へと捨てられてしまう。 記憶をなくした彼女を救ったのは、第二王子アルヴェインだった。 身分を知らぬまま二人は心を通わせ、密やかに愛を育むが、父親の手が伸びる前に、エリシアは王都へと連れ戻され、第一王子ギルベルトとの政略結婚を強いられる。 やがて妊娠が発覚し、身に覚えのない誹謗中傷が彼女を襲う。 「身持ちの悪い女」と罵られ、正妃の座を奪う口実として、辺境の不毛の地へ追放される。 国中に奇跡の噂が広がる中、王都は異常気象と瘴気の被害に見舞われ、かつて「魔力なし」とされた彼女こそが、唯一の希望とされていく。 王妃として側室として呼び戻されるエリシア。 しかし、王太子ギルベルトは女癖が悪く横暴で、第一王子という権力だけを振りかざす冷酷な男だった。 一方、かつて心を交わしたアルヴェインは、彼女が妃として戻ってきた姿に絶望し、義妹マリーネの毒舌を真に受けて彼女を拒絶する。 国の未来……そして、二人の愛の行方は・・・

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小説を読もう2025/07/03
  • 現在の作品かつて王妃だった私が、今さら戻った理由