あらすじ
「特典が一つずつだぁ? ナメてんのか、クソジジイ。――三つずつだ。出さねぇなら、今すぐその神々しい顔面に風穴開けてやるよ」
32歳の最凶ヤクザ・灰原は、死後の世界で『神』を恫喝し、理不尽なまでのチートを強奪した。
転生先は、中世レベルの異世界。鏡の中にいたのは、可憐な金髪と紅蓮の瞳を持つ美少女、ルナ。
だが、その可憐な皮肉の中身は、人を殺すことに1ミリの躊躇もない、冷酷非道な「狂犬」のままだった。
この世界には、他にも「天啓の申し子(転生者)」たちがいた。
現代知識で悦に浸り、チート能力で女を侍らせ、救世主面をする反吐が出るようなガキども。
「俺以外の転生者は、存在自体が不愉快だ。――一人残らず、一番惨い方法で『精算』してやる」
神から奪った六つの最強権能。ヤクザの冷徹な知略。
ルナは、異世界の裏社会を暴力で統一し、偽りの英雄たちを追い詰めていく。
血管を針に変えられ、脳を内側から爆破され、空間ごと細切れにされる「勇者」たち。
これは、異世界を救う物語ではない。
美少女の姿をした怪物が、この世の「ゴミ(転生者)」を掃除し、死体の山を築き上げる――史上最も残酷で、最も爽快な蹂躙の記録。