あらすじ
【アルファの異国王 × 欠陥オメガの王太子】
ローディア王国の王太子ルシェ。
彼は物心つく前から、その強いオメガ性ゆえに塔に幽閉されてきた。
フェロモンを鎮める唯一の手段は、アルファに抱かれること。
選ぶ権利すら与えられないまま、ルシェは感情も存在意義も失いつつあった。
その日常は、大国ヴァルテア王国の国王レオンハルトによって崩れる。
国交調査のため、ベータのレオン・ヘルダー伯爵と身分を偽り訪れた彼は、
王族のオメガでありながら塔に囚われるルシェに、強い関心を抱く。
レオンハルトと過ごす穏やかな時間は、
ルシェの中に失われていた感情を、少しずつ呼び覚ましていく。
「彼が俺に触れないのは……ベータだから?」
――アルファは、必ず自分を抱く。
そう信じて疑わなかった世界と価値観は、やがて二人の間にも亀裂を生み……。
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※途中シリアス、無理矢理表現がありますが、ハッピーエンドです。
イラスト:楠本様