あらすじ
悪役令嬢レティシア・フォン・アルヴェーンは、
婚約者である第一皇子に嫌われていることを知りながら、
国と皇子を守るため、あえて“疎まれる役”を引き受けて生きてきた。
やがて前世の記憶を取り戻した彼女は悟る。
この国は乙女ゲームの世界であり、
自分は最終的に捨てられる悪役令嬢であることを。
現実の王国は、想像以上に腐っていた。
恵まれない者たちへ向かうはずの救済金は横流しされ、
貴族と官僚、そして隣国が裏で結託していた。
レティシアは感情を捨て、証拠を集め、
腐敗した勢力を一網打尽にする。
その直後、婚約は「静かに」消えた。
捨てられる未来を悟った彼女は、
皇子を守るため、自ら身を引く決断をする。
だがその選択は、すべてを逆転させてしまう。