あらすじ
※2025年5月 大幅な加筆、校正を加えました。話の流れは同じです。
戦国時代の九州において、大友氏・島津氏とならんで三強の一角を担った龍造寺氏。
ここでは、威勢拡大の転機となった、有馬氏との決戦・丹坂の戦い(丹坂峠の戦い)について描きます。
永禄三年(1563)東肥前の一国衆にすぎなかった龍造寺氏に対し、西肥前の大国、有馬氏の大軍勢が侵攻。
龍造寺家惣領の隆信は窮地に立たされます。
しかし、これまで有馬からの侵攻、乱暴狼藉を何度も受けてきた歴史を鑑み、隆信は支配下の地侍たちともに戦いを挑むこと決めたのでした。
果たして隆信は、どのように劣勢を覆したのか。
当時の龍造寺家・有馬家、そして両家の境目に在って活躍した者たちに、焦点をあてて描きます。
※丹坂の戦いについては18話から。それまでは決戦に至る過程を描いていきます。
※この小説は史料や一般書、論文等に書かれた龍造寺家の史実をベースに、作者の創造を加えた物になります。
特に七話から描かれる、有馬義貞がみた夢と、それにまつわる夢解きのエピソードはフィクションです。史実ではありませんのでご留意下さい。
※なお、登場人物は諱で呼び合っています。本来なら諱は「忌み名」であるため、無礼に当たるのですが、分かりやすさ重視のための処置です。重ねてご留意下さい。