あらすじ
普通に生きてきただけなのに、気づけば――変身ヒロインになっていた。
大阪のとある神社で偶然出会った、性格も境遇もバラバラな四人の少女。
拾ったのは、色の違う小さな水晶のお守り。それが“選ばれた証”だと知った瞬間、彼女たちは【クリスタルガールズ】として覚醒する。
彼女たちの前に現れるのは、人間の未整理な感情が形になった存在――怨念。
怒り、嫉妬、執着、後悔。敵は悪ではない。ただ、整理されないまま溜まり続けた「感情」だった。
戦いの目的は倒すことではない。怨念の中心にある“黒水晶”を取り出し、
ピュリファイすること。
けれど――人を救うためには、自分自身を認めていなければならない。
変身ヒロインになったからといって、悩みが消えるわけじゃない。むしろ、大人になったからこそ抱える痛みがある。
承認欲求、嫉妬、後悔、執着。そして「救えない想い」がある現実。
これは、正しくなくても、綺麗でなくても、それでも存在していい感情を抱えたまま生きていく、四人の変身ヒロインの物語。