あらすじ
現代日本で働く社会人男性は、
ある日突然「聖者」として異世界に召喚される。
だが本人にその自覚も、世界を救う気もない。
同意も説明もなく連れ去られたことに激怒した彼は、
神殿の豪華な待遇を「もてなしの顔をした檻」と切り捨て、
信仰という名のもとに人と労力を浪費するこの世界の在り方に噛みついていく。
「守っているつもりで、何も見ていない」
そんな社会構造に苛立つ聖者の傍に立つのは、
役目として彼を守る“聖者の騎士”。
拒まれても、突き放されても、
それでも距離を保ち、従い、離れない騎士は、
気づけば聖者に夢中になり一方通行の想いを抱えていた。
これは、誰にも従わない聖者と、
その聖者に振り回されながらも守ることをやめない騎士の、
異世界ファンタジーBL。