あらすじ
「僕に恋人なんかいない」
王宮つき薬師(兼魔女)のレベッカは、とある事情から周囲に関係を隠しながら王太子サイラスと付き合っていたが、婚約者を指名する舞踏会で関係を公表する予定だった。だが舞踊会の夜にサイラスは倒れて記憶喪失になってしまった。
恋人がわからないのをいいことに、偽の恋人が次々と名乗りをあげ王太子の婚約者の座を狙ってくる。おかげで不信に陥ったサイラスからレベッカは冷たくされ、自分が恋人だと名乗り出せなくなってしまった。
サイラスの記憶喪失の原因は、どうやら何者かに盛られた薬である可能性が高いらしい。このためレベッカは恋人であることを隠しながら、事件調査を協力することになった。そうして記憶が戻らないまま二人の距離は再び近づいていく。だが、そんなおりにサイラスの偽の恋人を名乗りでた令嬢たちが、次々と襲われる事件も起き始めて……!?
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