あらすじ
時は中世
ゴロゴロ...ゴロゴロ...
ザァーザァー
人気のないレンガ造りの建物で
巨大な水車のエネルギーがベルトを伝い
巨大な石臼を動かしていた
一寸先も見えぬ暗闇の中静けさに響く轟音
ゴロゴロ...ゴロゴロ...
「今日はこれで最後だ...」
くすんだ紺色の軍服を着ている2人の作業員
一人は巨大な石臼へ
ボロい麻袋を担ぎ、勢いよく中身だけを
流し入れていく
一人は巨大石臼から出てくる粉を
ボロい麻袋へスコップで詰めていく
そう!ここはグルテェーニャ王国
総人口2600万人
周辺地域への領地拡大
明確な身分制度の確立
つい100年前まで弱小国だったが
ある技術の発明により
世界基準での大国に名を連ねるまでに
成長を遂げていた
それは何か...!
wheat!小麦である
グルテェーニャ王国では
第一石臼型製粉機
第ニ石臼型製粉機
第三ローラー型製粉機
の開発により高品質、製粉効率、歩留まりの高さ
世界一位の小麦粉の生産力を誇っていた
何より他国に製粉機はまだ無かったのだ
その為、質のよい小麦粉を対価とし
武器や資材を手に入れ大国を築づいていた
グルテェーニャ王国繁栄の礎である
小麦粉の管理は徹底されていた