あらすじ
202X年代後半、東京。吸血鬼はもはや隠す必要がなくなり、社会に受け入れられていた。しかし、人間の血への渇望は変わらず、新たな経済システム「血税法」が導入される。この法律により、人間の血は高額な税金が課せられ、富裕層や闇の組織、世の理から外れた者たちだけが「高級血」を合法的に手に入れることができるようになった。違法な「闇血」は安いが質が悪い 。そんな時代に、闇カジノだけで通用する「血レート」と呼ばれる独自通貨が生まれた
そんな世界で、一人の女吸血鬼が暗躍する。彼女の名は九条 緋夜。かつて大正~昭和初期の遊郭で花魁として栄えた美しき女性だが、今は闇カジノの世界で命を賭けて戦う、知性と美しさを兼ね備えたギャンブラーだ。
緋夜は、自分の残された寿命を測るように、ポーカーなどのカードゲームに打ち込む。彼女の信条は「命をお墓にもっていくくらいなら、今この場ですべてフルベットする」