あらすじ

世界には「神の権力」と呼ばれる七つの絶対的な力が存在する。 その力は、神に愛された範囲――身体に宿る「面積」によって強さが決まる。 全身に宿せば天変地異すら起こせる、力こそが正義の世界。 ​かつて天界で**「人間を助ける」という禁忌を犯し、翼をもがれ地上へ堕とされた元天使・アザゼル。 彼女が最高神ソロモンから奪い取ったのは『豊穣』の権能。 だが、神に徹底的に嫌われた彼女に宿ったのは――「右手の小指の先っぽ」**だけだった。 ​使えるのは「かすり傷を治す」程度の癒やしと、「豆鉄砲」のような光弾のみ。 おまけに呪いで言葉を奪われ、人間たちには「アブ」という不名誉なあだ名で呼ばれる始末。 ​最弱の権能。泥まみれの堕天使。 だが、アザゼルは諦めない。 その瞳は、元凶である最高神ソロモンへの復讐に燃えていた。 ​「(見ていろ。このゴミみたいな力だろうと、使いこなして貴様らを見返してやる)」 ​やる気のない紫煙の盗賊リド。 天真爛漫な少女マリィ そして、音速で動くイカれたサイボーグ騎士ザント。 ​吹き溜まりの街で出会った奇妙な仲間たちを巻き込み、堕天使の逆襲が始まる。 ​これは、小指に宿る「最悪の豊穣」だけで、全身に神を宿す最強の権力者たちを出し抜き、世界の常識をひっくり返す下克上ファンタジー。

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カクヨム
カクヨム2026/01/20
  • 現在の作品「人間は屑」と吐き捨てた天界の王へ。貴方の権能、奪って堕ちました。~今は小指しか光らない最弱の堕天使ですが、過剰な豊穣で敵を苗床にして、その喉笛を喰いちぎるまで這い上がります~【グレイス・グラウンド】