あらすじ
埼玉県立志木高校の最底辺。ゴミ箱と呼ばれる、日の当たらない教室の片隅が彼女の聖域だったのだ。
IQ155の天才陰キャJK、白瀬 凛(しろせ りん)
牛乳瓶の底みたいなメガネに、ボサボサの前髪。ギフテッドのスペックを無駄遣いしながら、彼女は自分の世界をデバッグするだけの毎日を送るはずだった。
あの日、砂場で泣いていた王子様――神宮寺 翔(じんぐうじ かける)に再会するまでは。
学園の頂点に君臨し、全生徒の神として崇められる彼。けれど、その完璧な笑顔の裏側にある0.2ミリの嘘を、凛のの瞳は逃さない。
「超うける。あんた、そんなガバガバな仮面で、よくもまあ神様なんてやってられるね?」
陥れられ、王座から引きずり下ろされた翔に、救いの手を差し伸べる凛。
前髪を切り裂きメガネを脱ぎ捨てたゴミ箱の魔王が、圧倒的なロジックで腐った学園を成敗する!
埼玉県志木市を舞台に贈る、毒舌陰キャ少女による予測不能の逆転救済劇。1話完結短編小説。