あらすじ
泥だらけのドレスは恥辱の象徴だった
美しいものだけが尊ばれる国で
男爵令嬢ルチアは石ころばかり拾う変わり者
婚約破棄と国外追放を突きつけられ
彼女は居場所のすべてを失う
だが彼女には誰にも見えない輝きが見えていた
一見すると汚れた石塊の奥底に眠る
元素記号と魔力が織りなす真実の価値
行き着いた北の辺境
そこで出会ったのは腕は神業なのに素材選びが絶望的に下手な鍛冶師
工房の裏に積まれた雨ざらしのゴミの山
それはルチアにとって世界一の宝の山だった
錆びた鉄くずは神代の金属へ
ただの黒い岩は伝説の竜素材へ
否定され続けた二人が手を組んだとき
辺境の工房から世界の常識を覆す革命が始まる
ガラクタから生まれた絆と最強の武器は
果たしてどのような未来を切り拓くのか