あらすじ

1911年、夏。ルーヴル美術館の至宝モナリザが消えた。その捜査はパリを管轄するパリ警視庁とフランス全土を管轄するフランス国家警察総局によって別々に行われた。お互いの足の引っ張り合いのせいで、それぞれで集めた資料は共有されず、結果2年以上が経っても犯人は逮捕されなかった。 1913年12月。イタリア人ペンキ職人のヴィンチェンツォ・ペルージャがフィレンツェで逮捕された。モナリザは売却されることなく、その間ずっと彼に依って保管されていた。彼の住んでいたパリ10区を担当していたパリ警視庁のミシェル・デュポアは、全ての責任を負おわされることになる。彼は改めて冷静な目で事件を振り返り、やがてその結果に全く合理性が無いことに気付いた。 ペルージャは真の犯人ではない。裏で彼を操っていた人物がいる筈だ。そいつは今でも逮捕されずにぬくぬくと生きている。 もし生還したモナリザが本物であるならば、真犯人はなぜモナリザを盗む必要があったのか? もし生還したモナリザが贋作だとしたら、どうやってルーヴル美術館の専門家たちを騙す事が可能だったのか? ミシェル・デュポアは、何人かの協力者の力を得て、やがて真相に辿り着くことになる。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/01/19
  • 現在の作品モナリザ盗難事件を巡るミステリー(偽りの微笑)