あらすじ
中堅商社に勤める平凡なサラリーマン・佐藤健二(38歳)。最近の悩みは、運動不足によるメタボ気味な体型と、思春期の娘との距離感。 亡き祖父から譲り受けた古い屋敷の蔵を掃除していた彼は、偶然にも異世界直通の「未踏ダンジョン」を見つけてしまう。
「ここは良い運動場になりそうだ」
そう勘違いした健二は、週末のたびに「蔵の掃除」と称してダンジョンへ。ゴミ(魔物の死骸)を片付け、雑草(高ランク薬草)を刈り、害虫(ドラゴン)を駆除していく。 知らぬ間に世界最強の探索者「クリーナー」として裏社会で伝説になる健二だが、彼の一番の目的はあくまで「痩せて娘にカッコいいと言われること」と「晩酌を美味しくすること」だった。