あらすじ
伯爵令嬢ブランシュは、『真実の愛』を理由に婚約者ナルシスから婚約破棄を告げられた。
けれど後先考えず婚約破棄をした彼に待つものが『破滅』だと、ブランシュは知っていた。
――『真実の愛』のせいで、貴族としての正しさも分からなくなるくらいなら、自分には一生必要ない。
そう考えるようになったブランシュは新たに若き公爵ヴィクトルと政略的な婚約をするようになったのだが。
「お前を愛する気はない」
「勿論、問題ありませんわ」
そう言い合っていたはずなのに。
気が付けば互いの傍が一番の居場所になっていって――。