あらすじ
金ピカを眺めていただけのドラゴン。
その無邪気な遊びは、人間社会では「国家崩壊の危機」として大騒ぎになる。
冷たくて眩しい金が気に入ったドラゴンは、巣でそれを積んだり崩したりして遊んでいた。
頬に当てるとひんやりして、とても気持ちいい。
「なくならないといいなぁ」
しかし、人間たちは震え上がっていた。
「奴は流通を止め、経済戦争を仕掛けている……!」
誰も「無邪気に遊んでいるだけ」とは想像もせず、国家は勝手に追い詰められていく。
最強のドラゴンの日常と、人間たちの阿鼻叫喚が交差する、勘違いファンタジー。