あらすじ

王宮に仕える黒騎士は、王の剣として戦場に立ち続けてきた。 黒き鎧に身を包み、感情を表に出さず、黙々と任務をこなす。 そんな黒騎士は王宮内では恐怖されていた。 聖女は王国に祝福をもたらす教会の象徴。 蘇生という理を反した力を持ちながら、戦場に立つことを禁止され、 祈ることだけを役目として生きてきた。 王都を揺るがす魔王の信仰。 聖女を狙う者が現れたことで、黒騎士は王に聖女の護衛を命じられる。 剣で道を切り拓く男と、後方で祈り続ける少女。 二人は戦いの中で、互いの覚悟と孤独を知っていく。 誰かのためにしか剣を振れない黒騎士と、 自分のためにしか祈れない聖女。 光は背後から支えるものではなく、 闇は先頭に立つものでもない。 戦場の最前線で、 剣と祈りは並び立つ。 王の剣でも、象徴でもない。 ただ一人の騎士と、一人の少女として。

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カクヨム
カクヨム2026/01/19
  • 現在の作品黒は祈りと並び立つ