あらすじ
※ざまぁあり/溺愛ハッピーエンド
「君との婚約は破棄する。毒婦に興味はない」
王太子からの突然の婚約破棄。身に覚えのない「毒殺未遂」の罪を着せられ、私は社交界から追放されることになった。
……でも、もういいの。
声を上げても届かない。弁明しても誰も聞かない。だから私は静かに微笑んで、すべてを手放すことにした。
「どうぞ、お幸せに」
そう告げて踵を返した私の腕を、無骨な手が掴んだ。
「待て」
北の戦場から戻ったばかりの辺境伯。冷たい目をした、噂通りの男。
なのに彼は、なぜか私を見逃してくれない。