あらすじ

ダンジョンと呼ばれる異界に繋がるゲートが東京に出現し、魔物がゲートから溢れ出した“滅亡の日”から三十年。 魔物によって数千万もの被害を受け壊滅した旧政府に代わり、国連の麾下で設立された新政府は遂にダンジョン外の魔物の駆逐、封じ込めに成功する。 それからさらに二十年。 新日本国は世界唯一のダンジョンから採掘される“エーテル”を駆使した魔法エネルギー技術を応用・進化させ独力での軍事戦略部隊を設立、事実上の国連支配下からの独立を宣言する。 新政府とエーテル技術産業で巨大化した企業により再建された新日本国唯一の人類生存圏であり首都・新東京。 本来、魔物の拡散を防ぐために作られた新東京を覆う分厚く巨大な壁は外へと追いやられた外国との軍事境界線となる。 “エーテルエネルギー”の独占のためにダンジョンという魔境とともに巨大な檻の中に閉じ込められた新日本国民は政府と企業により管理され、区別される。 政府・エーテル産業に関わる能力を持つ“上級国民”と上級国民の下で働く労働者階級である“中級国民”そして、エーテル採掘のためにダンジョンに送られる“下級国民”。 魔物と戦い、エーテルを発掘するためにダンジョンの探索を強制させられる下級国民たちは、自らの尊厳を誇示する為にいつからか自身たちのことを“冒険者”と名乗り出した。 そして2092年。 労働者階級であった両親を事故によって失い、高校を中退したことで“下級国民”へと転落した何の力も持たない少年は、死と隣り合わせのダンジョンに送り込まれる。 そこで待っていた、酷い差別と残虐な暴力、凄惨な死、耐え難い不幸……それらを目の当たりにした少年は、冒険者の頂点に立ち“下級国民”からの脱却を目指す。 これは、楓と冒険者チーム・グレイブのはじまりの物語。

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小説を読もう2026/01/19
  • 現在の作品【短編版】落ちこぼれ冒険者のグレイブ〜ダンジョンと繋がった新世界で才能皆無の駆け出し冒険者、冒険者の頂上へ〜