あらすじ

カリスマ、アイドルという言葉に収まらない狂気の魅力を持つ女子高生神楽耶。狂ったものはみなその身を投げ出す。そんな彼女が唯一気を許している親友である美香は、神楽耶の魅力に憑りつかれつつも、彼女の良き友人であろうとする。しかし、そんな彼女もまた、神楽耶の魅力に……。いや、だからこそ立ち向かわねばならぬ。神楽耶を愛するならばこそ。 抗い、つかみ取れ、愛するものを。 ※本作はフィクションです。未成年の飲酒・喫煙描写が御座いますが、これを推奨するものではありません。 【電撃大賞用あらすじ】  カリスマという言葉では収まらないほどの魅力を持つ神楽耶と、その唯一と言っていい友人の美香が、深夜の学校の屋上で煙草を吸ったり酒を飲んだり、宴会をしている。そこで神楽耶はこう言った。 「私、月に帰るんだよね」 一見、美香は神楽耶と対等に接しているように見えるが、その内心は完全に神楽耶に心酔している。そんな美香は、月の下で神楽耶を通して過去を見る。神楽耶のために自分を傷つけた人達、死んでみせた人達。そこまでしても、ほとんどの人は神楽耶の興味すら引けなかったという現実。そして考えれば考えるほど、そんな神楽耶が自分といるのが分からなくなっていく。そんな美香に、神楽耶はしなだれかかり、なにかを言いかけて、言うのをやめる。その言いかけた言葉を察した美香は思いのたけをぶちまける。 「帰らないで、神楽耶。地球にいて、神楽耶」  その言葉を受けた神楽耶は、自分は化け物かもしれないことを美香に告げる。しかし、そんなことは美香にはもう関係なかった。美香は、ただ神楽耶のそばにいたいというエゴをぶつける。そして神楽耶は、そんな美香のエゴを受け入れる。そして抱きしめ合い、お互いの存在を感じ合うのであった。

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カクヨム
カクヨム2026/01/18
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