あらすじ
あらすじではない独り言ですが。
例えばあなたが「最後の晩餐だとしたら何食べたい?」と問われらどう答えるでしょう。
最後に食べたいものはなにか、自分の最期はどのようなものか、自分にとって大切だったあの人は最期に何を食べたのか。色々な記憶や想像が連なって、まるで物語を語るように回答を始めるかもしれません。
そもそも最後の晩餐だと仮定させて訊いてくる時点で物語なわけです。現実では「好きな食べ物何?」と聞けばいいケースがほとんどです。たった一文、物語に変換するだけで僕たちは様々な景色に出会い直すことができます。少しだけでも日常が華やぐのが物語の効能でもあります。
一方で、何事も表があれば裏もあります。物語に罪があるとしたらそれは、好きな食べ物が何かのような答えを明確に示せるものではなさそうです。