あらすじ
「このお金で君を買うよ。覚悟してくれ」
貧乏だけどハンサムなドイツ人のおじさん(親戚)に、たった1000円で「買われた」私、女子高生のあかね。
てっきり大人の関係を迫られるのかと思いきや、おじさんが私を送り込んだのはベッドの上ではなく――空に浮かぶ伝説の理想郷『アヴァロン』だった。
そこはかつてアーサー王が理想を求めて失敗し、放棄された「空洞の世界」。
待ち受けていたのは、神話級の四匹のドラゴンと、おじさんが残したふざけたマニュアルだけ。
「歴代の英雄は『自我』が強すぎて失敗した。でも空っぽな君なら、この世界を再起動できる」
訳も分からず伝説の剣を引き抜いた私は、最強のドラゴンたちを「ペット」として連れ歩き、盗賊をドン引きさせながら、異世界に「根」を下ろしていく。
これは、何者でもない空っぽな少女が、哲学と物理で「王」になるまでの物語。
※カクヨム等にも投稿予定