あらすじ
「予算ゼロ、人手ゼロ。あるのは『世界を救った暴力』だけ。——さあ、このメンツで国作りを始めようか」
王立文官試験を歴代最高得点で突破した天才官僚アルレンは、その有能さと潔癖すぎる正義感を疎まれ、毒の沼と瓦礫しかない「第9特区」へ左遷される。 予算も与えられず、待ち受けているのは野垂れ死に……かと思われたが、彼は現地でくすぶっていた「とある人材」に目をつけた。
それは、力が強すぎて社会から爪弾きにされていた、かつての英雄たち。 アルレンは、彼女たちの規格外の能力を「暴力」ではなく「インフラ」として再定義する。
「君の筋力は、計算上ブルドーザー100台分の価値がある。採用だ」
【元・勇者】 手で触れるだけで建物を壊す破壊神 ⇒ 岩山を一撃で整地する「人間重機」へ。
【元・魔導師】 極大魔法しか撃てない魔法オタクの危険分子 ⇒ 都市全域の電力を賄う「生体発電所」へ。
【元・聖女】 潔癖症で腹黒、破門されたサボり魔 ⇒ 毒沼を聖水に変える「全自動環境プラント」へ。
これは、社会不適合な最強ヒロインたちを適材適所(オーバー・スペック)で使い倒し、荒野を世界一の都市へと変貌させる、奇跡の復興記。