あらすじ

甲子園は、まだ遠い。 キャッチャーなのに肩は弱く、打力もない。 中学時代は控え捕手で、スカウトもなく、進学したのは地元の公立高校だった。 かつて甲子園に出場したことはあるものの、近年は私立の壁を越えられず、府内上位止まり。 部員は40人を超え、夏の大会でベンチに入れるのは20人だけ。 その中で、山口は目立つ存在ではなかった。 派手な才能はない。 あるのは、止めることと、考えること。 若い監督のもと、 結果だけでは測れない価値が問われていく中で、 山口は捕手として、少しずつ自分の立ち位置を見つけていく。 これは、 才能がないと分かっている捕手が、 同じ場所に立ち続けながら、 遠い甲子園を見上げる物語。

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カクヨム
カクヨム2026/01/18
  • 現在の作品遠い甲子園