あらすじ

現代日本で世界的に活躍していたプロピアニストの青年は、ある日突然、異世界へ勇者として召喚される。 しかし彼のステータスに記されていたのは「音楽家」。剣も魔法も使えないと判断された青年は、役立たずとして罵倒され、召喚した国から即座に追放されてしまう。 音楽が禁忌とされ、娯楽すら乏しい世界で路頭に迷った青年は、隣国の劇場街へと辿り着く。そこで路銀を稼ごうと手にしたヴァイオリンで奏でた音は、それが禁じられた“音楽”だと理解されるよりも先に、通りがかった第三王女の心を揺さぶっていた。理由も分からぬまま、彼女は足を止めていたのだ。 かつてこの世界では、音が感情や魔力に干渉する力を持つがゆえに音楽は禁忌とされ、忘れ去られていた。 絶対音感を持つ青年と王女だけが、その危険を越えて“正しい音”を無意識に選び取れる存在だったのである。 人を信じることをやめていた青年は、王女や仲間たちと出会い、音楽を通して少しずつ心を取り戻していく。 これは、追放された勇者が剣ではなく音楽によって世界を変え、やがて文化国家を築いていく物語。 ※本作は、戦闘よりも音楽と文化で世界を変えていく物語です。 ※21時更新予定。

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小説を読もう2026/01/18
  • 現在の作品追放された勇者は音楽家だったので、音楽で世界を変えることにします。