あらすじ
「お湯が出ない? 結界が割れた? 知りませんよ。私は、ホワイトなダンジョン経営で忙しいので」
王宮の魔法インフラを一手に担っていた第一聖女エルサは、婚約者の王子から聖女の座の解任を宣告される。
理由は、彼女のスキル現代知識と、論理眼が戦闘に役立たない無能スキルと見なされたから。
だが、彼らは知らなかった。
エルサの前世は、凄腕のシステムエンジニアであることを。
そして、論理眼とは魔法的、システム的に働く全ての現象を論理的な命令文として可視化できるシステムエンジニアにとっての神スキルであることを!
現代知識で、週休二日・社食完備のホワイトな労働環境を整え、行き場を失った魔王軍の残党たちを、正社員として雇用していく。
ハルピュアの空中物流が飛び交い、魔物が最新の福利厚生を享受する一方、唯一のエンジニアを失った王国はインフラ崩壊で自滅していき――。
「私はただ、論理的に快適な暮らしがしたいだけですから」
これは、元システムエンジニアの聖女が魔物たちと共に、知恵とシステムで世界を再構築する物語