あらすじ

買取店で働く査定士・守屋は、「0円査定」をためらわない男だった。 値段をつけないことで、物も、人も、終わらせられる—— それが彼の信念だった。 だが、同じ客が何度も店を訪れるようになったとき、 その信念は静かに揺らぎ始める。 0円は救いなのか、それとも拒絶なのか。 正しい査定は、人を救うのか。 やがて守屋は、 自分自身が「査定される側」に立たされることになる。 値段とは何か。 価値とは何か。 そして、数字をつけないという選択は、許されるのか。 ——これは、 値段で人を裁いてきた男が、値段のない答えに辿り着くまでの心理ミステリー。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/01/18
  • 現在の作品0円査定